大阪万博水上ショー中止原因のレジオネラ菌はうつる?症状や感染経路は?

万博


2025年6月4日、大阪・関西万博の会場内「ウォータープラザ」の海水から、国の『レジオネラ症防止指針』で定める基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたと報道されて話題を集めています!

レジオネラ菌ってなに?
レジオネラ菌はうつるの?
大阪万博水上ショーが中止になったけど再開はいつ?


と気になっている方も多いですよね!

そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事でわかること


大阪万博会場のレジオネラ菌の感染経路

大阪万博水上ショー中止と再開の目途について

レジオネラ菌について
レジオネラ菌の症状や対策



大阪万博会場のレジオネラ菌の感染経路


2025年6月4日、大阪・関西万博の会場内「ウォータープラザ」の海水から、国の『レジオネラ症防止指針』で定める基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されました。

このレジオネラ菌の感染経路や人から人にもうつるのかを調査しました!

レジオネラ菌の感染経路

レジオネラ属菌の主な感染経路は、「空気中に舞った水滴(エアロゾル)」を吸い込むこと。


ウォータープラザのような水辺エリアで噴水や水しぶきが発生し、それが空気中に拡散することで、菌を含むエアロゾルを人が吸い込むと感染する可能性があります。
特に噴水や水上ショーなどで水しぶきが多く発生する場面では、感染リスクが高まります。


レジオネラ菌は、冷却塔、噴水、温泉、シャワーなどの人工水設備で繁殖しやすく、管理が不十分な場合に増殖する傾向があります。

人から人への感染はほとんどありません


大阪万博会場でのレジオネラ菌感染経路は主に「会場内の水辺から発生した水しぶきやエアロゾルを吸い込むこと」によるものであり、直接人から人へうつることはありません。

大阪万博会場の他のエリアの水辺は問題ない?

他のエリアの水辺や水場からレジオネラ菌が検出されたという情報は、公式発表や主要メディア報道にはありません。


大阪万博会場には水辺のエリアが多くあるので、ウォータープラザ以外からもレジオネラ菌は検出されているの?と不安に思う方も多いと思います。

現在報道されている範囲では、大阪万博会場で基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたのは「ウォータープラザ」と呼ばれる水辺エリア(会場南側の海水を溜めた場所)のみです。

万博協会も「ウォータープラザ」の水質改善とモニタリングを重点的に実施していると発表しており、他エリアでの検出やショー中止などの措置は現時点で報告されていません。

大阪万博水上ショー中止と再開の目途について


大阪万博水上ショー中止の経緯を以下でまとめました。

大阪万博水上ショー中止の経緯


2025年6月4日、大阪・関西万博会場「ウォータープラザ」の海水から、国の指針値を超えるレジオネラ属菌が検出されました。

この事態を受け、同日夜に予定されていた水上ショー(「アオと夜の虹のパレード」など)は急きょ中止となり、5日・6日に予定されていた昼・夜の水上ショー(「水と空気のシンフォニー」など)も中止が決定しました。

会場内では当初「整備上の都合」と案内されていましたが、その後公式発表でレジオネラ属菌の検出が理由であることが明らかにされました。

万博協会は大阪市保健所の助言に従い噴水の停止や水質改善作業に着手し、今後も水質モニタリングを継続するとしています。


大阪万博水上ショー中止の直接の理由は、ウォータープラザの海水から基準値を大幅に超えるレジオネラ属菌が検出されたためです。

感染予防措置として大阪市保健所の助言に従い、全水上ショーが中止となりました。

大阪万博水上ショーの再開の目途は?

万博協会は「再開の時期につきましては改めてご案内いたします」と案内しており、具体的な日程は現在までに示されていません。


万博協会は水質改善作業とモニタリングに着手し、再開時期は安全が確認され次第改めて案内するとしています。

一部報道では「7日の再開を目指している」との記述もありますが、これは現時点で確定したものではなく公式発表ではありません。

レジオネラ菌について


大阪万博水上ショー中止の原因となったレジオネラ菌については以下のとおりです。

レジオネラ菌とは?


・レジオネラ属菌は、自然界の河川、湖水、温泉、土壌などに広く生息する細菌です。
・人工的な水環境(冷却塔、浴槽、加湿器、給湯設備など)でも増殖しやすい特徴があります。
・20~45℃(特に36℃前後)でよく増殖し、消毒されていない、または水の入れ替えが少ない環境で増えやすいです。


主な感染経路は、菌を含む水滴(エアロゾル)を吸い込むことです。

また、人から人への感染はほとんどありません。

レジオネラ菌の症状や対策


レジオネラ菌に感染した場合、症状はどのように出るのでしょうか?

病型主な症状潜伏期間重症化リスク・特徴
レジオネラ肺炎高熱、咳、痰、呼吸困難、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感、下痢、意識障害、中枢神経症状、胸痛2~10日急激に重症化・死亡例あり。
高齢者・基礎疾患持ちで重症化しやすい
ポンティアック熱発熱、寒気、筋肉痛、頭痛、全身倦怠感(肺炎症状なし)1~2日一般的に軽症で自然治癒、数日で回


レジオネラ肺炎は、無治療の場合急速に悪化し、命に関わることがあります。

50~60歳代の男性に多く、高齢者、糖尿病、慢性呼吸器疾患、免疫抑制状態などの人は特に注意が必要です。

まとめ


今回は『大阪万博水上ショー中止原因のレジオネラ菌はうつる?症状や感染経路は?』について紹介しました。


大阪万博会場のレジオネラ菌の感染経路
 レジオネラ属菌の主な感染経路は、「空気中に舞った水滴(エアロゾル)」を吸い込むこと。
 人から人への感染はほとんどありません。

大阪万博水上ショー中止と再開の目途について
 万博協会は「再開の時期につきましては改めてご案内いたします」と案内しており、具体的な日程は現在までに示されていません。

レジオネラ菌について
 レジオネラ属菌は、自然界の河川、湖水、温泉、土壌などに広く生息する細菌です。
 レジオネラ菌に感染した場合、高齢者、糖尿病、慢性呼吸器疾患、免疫抑制状態の人は特に注意が必要です。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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