スイッチ2まるごと転送しないとどうなる?他のデータ移行方法は?

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ついにNintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)が2025年6月5日に発売されて、SNS上では大盛り上がりになっていますね!

そんなスイッチ2にデータを移行するために必要な手順が「まるごと転送」というデータ移行方法なのですが、「まるごと転送」の仕組みメリット・デメリットが気になっている人も多いですよね。


そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事でわかること


スイッチ2「まるごと転送」しない場合の注意点

スイッチ2「まるごと転送」の仕組み

スイッチ2「まるごと転送」のメリット・デメリット

スイッチ2「まるごと転送」以外のデータ移行方法

スイッチ2「まるごと転送」のやり方



スイッチ2「まるごと転送」しないとどうなる?


さっそくスイッチ2の「まるごと転送」をしないとどうなるのかを見ていきたいと思います!

まるごと転送をしないとセーブデータや各種設定が新しい本体に引き継がれず、ゲームの進行状況や環境をそのまま移行できません。
快適にSwitch2へ移行したい場合は「まるごと転送」を利用するのが最も確実です。


具体的なリスクを以下で解説していきます。

スイッチ2に「まるごと転送」しない場合のリスク


まるごと転送をしないと、以下のような不都合や制限が発生します。

スイッチ2に「まるごと転送」しない場合の影響


セーブデータやユーザー設定が引き継がれない
旧Switch本体でプレイしていたゲームのセーブデータやユーザー設定、みまもり設定、HOME画面のカスタマイズなどは新しいSwitch 2に移行されません。

購入済みダウンロードソフトの再ダウンロードが必要
購入済みのダウンロードソフト自体は、同じニンテンドーアカウントでSwitch 2にログインすれば再ダウンロードできますが、セーブデータは移行しない限り新規状態になります。

microSDカード内のデータは自動で移行されない
画像や動画などmicroSDカードに保存されているデータは自動で移行されないため、必要であれば手動でコピーする必要があります。

一部ソフトは個別の移行手順が必要
『あつまれ どうぶつの森』など一部のタイトルは、セーブデータ移行に専用の手順が必要な場合があります。

ユーザーごとの細かい引き継ぎができない
「まるごと転送」を使わない場合、ユーザー単位で個別にセーブデータを引っ越すことはできますが、全体をまとめて一括で移すことはできません。


「まるごと転送」をしない場合は、Switch 2で新しくゲームを始めることはできますが、旧Switchのセーブデータや細かい設定は引き継がれず、まったく新しい環境からのスタートになります。

過去の進行状況や思い出を残したい場合は、「まるごと転送」の利用が推奨されます。

スイッチ2「まるごと転送」の仕組み

「まるごと転送」とは、Nintendo Switchのセーブデータや各種設定、ユーザー情報などをローカル通信またはサーバー経由でNintendo Switch 2にまとめて移行する機能です。


スイッチ2の「まるごと転送」で転送できる主なデータは以下のとおりです。

転送できる主なデータ


・ユーザー情報(全ユーザーまとめて移行)
・セーブデータ
・スクリーンショット・動画
・本体設定・みまもり設定 など


また、「まるごと転送」をする場合の注意点は以下のとおりです。

注意点


・転送元と転送先の両方が手元にある場合はローカル通信が推奨です。
・特定のユーザーのみを移行したい場合は「セーブデータの引っ越し」機能を利用しましょう。
・一部ソフト(例:あつまれ どうぶつの森)は個別の移行手順が必要な場合あり。
・みまもり設定など一部設定が正常に転送されない不具合が報告されています。


「まるごと転送」は、Switchの環境を丸ごとSwitch 2へ引き継ぐ公式のデータ移行機能で、主にローカル通信やサーバー経由で実施されます。

セーブデータやユーザー情報を一括で安全に移行できるのが特徴です。

「セーブデータの引っ越し」機能とは?

「セーブデータの引っ越し」機能は、Nintendo Switch本体から別の本体へユーザーごとにセーブデータだけを移動する公式機能です。


主な特徴は以下のとおりです。

「セーブデータの引っ越し」特徴


セーブデータのみを移動
ユーザー情報や購入履歴は移動せず、選択したユーザーのセーブデータだけを新しい本体に移します。

本体同士のローカル通信を利用
移行元と移行先の両方の本体が手元に必要です。
近くで通信してデータを送ります。

同じニンテンドーアカウントで連携
両方の本体で、同じニンテンドーアカウントを連携しているユーザーのみ引っ越し可能です。

一部移行できないデータあり
ソフトによってはセーブデータの引っ越しに対応していない場合があります。
特に1つのセーブデータを複数ユーザーで共有するタイプのソフトは非対応です。
あつまれ どうぶつの森
1-2-Switch(ワンツースイッチ)
スーパーマリオパーティ
やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ など

移動後は元の本体からデータが消える
引っ越し元の本体からは、移動したセーブデータが削除されます。


スイッチ2「まるごと転送」のメリット・デメリット


スイッチ2「まるごと転送」のメリットとデメリットを以下でまとめました!


ほぼすべてのデータを一括で移行できる
ユーザー情報、セーブデータ、ダウンロードソフト、設定、スクリーンショットや動画、みまもり設定などをまとめてSwitch 2に移せる。

旧Switchと同じ環境ですぐに遊べる
1人ずつユーザー設定をやり直す必要がなく、引き続き同じプレイ環境でSwitch 2を利用できる。

複数ユーザーもまとめて転送可能
複数ユーザーが登録されている場合でも、全員分のデータを一括で移行できる。

ダウンロードソフトは自動で再ダウンロード
購入済みのダウンロードソフトは転送後、自動的にSwitch 2に再ダウンロードされる。

サーバー経由の転送も可能
Switch 2が手元にない場合でも、一時的にデータをサーバーに預けて後から受け取る方法がある。


両方の本体が手元に必要(ローカル転送の場合)
ローカル通信による転送は、旧SwitchとSwitch 2の両方が手元にある必要がある。

一部データやソフトは個別対応が必要
特殊なセーブデータや一部ソフト(例:あつまれ どうぶつの森)は、別途移行手順が必要な場合がある。

microSDカード内データは自動移行されない
画像や動画などmicroSDカードに保存したデータは自動で移行されず、手動コピーが必要。

特定ユーザーだけの移行は不可
まるごと転送では全ユーザーが一括で移行されるため、特定のユーザーだけを移したい場合は「セーブデータの引っ越し」機能を使う必要がある。

転送後は旧本体のデータが削除される場合がある
サーバー経由の転送では、転送後に旧Switchのデータが初期化される。


「まるごと転送」は、旧Switchの環境をそのままSwitch 2に再現できる非常に便利な機能ですが、手元に両本体が必要な点や一部データの個別対応など、事前に注意すべきポイントもあります。

スイッチ2「まるごと転送」以外のデータ移行方法


「まるごと転送」以外にも、Nintendo SwitchからSwitch 2へのデータ移行方法はいくつかあります。

その他のデータ移行方法


・セーブデータの引っ越し
・ユーザーの引っ越し
・セーブデータお預かり(クラウドバックアップ)
・microSDカードのデータ移行(画像・動画など)


セーブデータの引っ越し

特定のユーザーやソフトのセーブデータだけを個別に移行できる公式機能です。
ユーザー単位・ソフト単位で柔軟にデータを移せますが、まるごと転送のように一括移行はできません。

1.両方の本体をインターネットに接続し、システムバージョンを最新にする。
2.両方の本体で同じニンテンドーアカウントを連携する。
3.移行元の本体で「設定」→「データ管理」→「セーブデータの引っ越し」を選択し、「ほかの本体へ送る」を選ぶ。
4.移行先の本体で「設定」→「データ管理」→「セーブデータの引っ越し」→「受け取る」を選ぶ。
5.画面の案内に従い、引っ越しを実行する。


ユーザーの引っ越し

一度に1ユーザーずつしか移行できません。
複数ユーザーの場合は繰り返し操作が必要です。

1.HOMEメニューから「設定」→「ユーザー」→「ユーザーの引っ越し」を選択します。
2.それぞれの本体で「出ていく本体」(移行元)、「引っ越し先の本体」(移行先)を選びます。
3.移行元の本体で引っ越ししたいユーザーを選びます。このユーザーはニンテンドーアカウントに連携されている必要があります。
4.移行先の本体で、移行元のユーザーと連携しているニンテンドーアカウントでログインします。
5.両本体で「続ける」「次へ」など画面の指示に従って操作します。
6.「ユーザー情報とセーブデータを引っ越しました」と表示されたら完了です。


1台の本体に登録できるユーザーは最大8人までです。

「ユーザーの引っ越し」は、両本体で設定から「ユーザーの引っ越し」を選び、画面の案内に従って進めるだけでユーザー情報とセーブデータを安全に移行できます。

セーブデータお預かり(クラウドバックアップ)

Nintendo Switch Online加入者向けの機能で、セーブデータをクラウドに自動保存し、新本体で復元できます。

1.旧Switchで「セーブデータお預かり」を有効にする。
2.新しいSwitch 2で同じニンテンドーアカウントにログインし、対象ソフトのセーブデータをダウンロードする。


未対応タイトルもあり、全てのソフトが対応しているわけではありません。

microSDカードのデータ移行(画像・動画など)

スクリーンショットや動画など、microSDカードに保存したデータは自動では移行されません。

1.旧SwitchのmicroSDカードをパソコンに挿し、データをバックアップ。
2.新しいSwitch 2のmicroSDカードにデータをコピーする。


ゲームデータやセーブデータは移行できませんが、画像・動画の移行には有効です。

スイッチ2「まるごと転送」のやり方


Nintendo SwitchからNintendo Switch 2へのデータ移行(まるごと転送)は、主に「ローカル通信」と「サーバー経由」の2つの方法があります。


1.両方の本体を準備
転送元(Switch)と転送先(Switch 2)の両方を手元に用意します。

2.本体の更新と初期設定
Switch 2を初めて起動し、本体の初期更新を行います。

3.ニンテンドーアカウントでログイン
Switch 2の画面に表示されるQRコードをスマホで読み取り、同じニンテンドーアカウントでログインします。

4.両本体を近づけて接続
両方の本体を近くに置きます。Switch 2で「まるごと転送に進む」を選択し、Switch側は「設定」→「本体」→「Nintendo Switch 2にまるごと転送」を選びます。

5.転送開始
画面の案内に従って転送を開始します。セーブデータや設定、スクリーンショット、みまもり設定などがまとめて移行されます。

6.転送完了後の確認
データ移行が完了したら、Switch 2で各種データが正しく移行されているか確認します。


【Switch(転送元)での操作】
1.HOMEメニューから「設定」→「本体」→「Nintendo Switch 2 にまるごと転送」を選択。

2.転送の説明が表示されたら「つぎへ」を選ぶ。
みまもり設定がある場合は暗証番号を入力。

3.内容を確認し「OK」を選択。

4.「まだNintendo Switch 2 がない」を選ぶ。

5.サーバーにデータを送る流れの説明が表示されるので「つぎへ」で進む。

6.受け取り期限が表示されるので、期限内にSwitch 2を用意できる場合のみ進める。

7.まるごと転送開始前の確認画面で内容を確認し「つぎへ」。

8.代表ユーザーと受け取り期限を確認し、「データをサーバーに送る」を選択。

9.「サーバーにデータを送りました!」と表示されたら「OK」。

10.Switch 2でデータを受け取る際に必要な情報が表示されるので、スマホで撮影するなどして控えておく。

【Switch 2(転送先)での操作】
1.Switch 2の初期設定時、案内に従って「まるごと転送」→「サーバーから受け取る」を選択。

2.先ほど控えた情報(認証コードなど)を入力し、データを受け取る。

3.受け取りが完了したら、セーブデータやユーザー情報、設定などがSwitch 2に移行されます。


サーバーに預けたデータには受け取り期限があり、期限を過ぎるとデータは消去されます。

サーバー経由の転送は、子どもアカウントやみまもり対象アカウントでは利用できません

データ送信後元のSwitchは初期化される場合があるため、確実にSwitch 2を入手できる場合のみ利用してください。

転送中にエラーが出た場合の対処法は?


スイッチ2への「まるごと転送」やデータ移行中にエラーが発生した場合、以下のような基本的な対処法が有効です。

転送中にエラーが出た場合の対処法


1. エラーメッセージの確認
まず、表示されたエラーメッセージの内容をよく確認し、指示があればその内容に従ってください。

2. 本体や機器の再起動
一時的な不具合の場合は、Switch本体や周辺機器を再起動することで解消することがあります。

3. 接続状況の見直し
本体同士の距離が近いか、Wi-Fiやローカル通信が安定しているか確認してください。
USBケーブルやポートを使う場合は、ケーブルやポートの破損・不良がないかチェックし、別のケーブルやポートで試すのも有効です。

4. ストレージ容量の確認
転送先(Switch 2)のストレージ容量が十分にあるか確認してください。

5. 転送するデータの破損確認
特定のセーブデータやファイルが破損している場合、エラーが発生することがあります。
問題のデータを除外して再度転送を試みてください。

6. ネットワーク環境の確認
サーバー経由の場合は、インターネット接続が安定しているかも確認してください。

7. 再度転送をやり直す
基本的な対処を行ったうえで、もう一度最初から転送手順をやり直してください。

8. 専門業者やサポートへの相談
上記の方法で解決しない場合は、任天堂公式サポートや専門業者に相談することをおすすめします。


エラー時はまずエラーメッセージを確認し、再起動や接続状況の見直し、ストレージ容量やデータ破損のチェックを行いましょう。

それでも解決しない場合は公式サポートに問い合わせてください。

まとめ


今回は『スイッチ2まるごと転送しないとどうなる?他のデータ移行方法は?』について紹介しました。


スイッチ2「まるごと転送」しない場合の注意点
 まるごと転送をしないとセーブデータや各種設定が新しい本体に引き継がれず、ゲームの進行状況や環境をそのまま移行できません。

スイッチ2「まるごと転送」の仕組み
 「まるごと転送」とは、Nintendo Switchのセーブデータや各種設定、ユーザー情報などをローカル通信またはサーバー経由でNintendo Switch 2にまとめて移行する機能です。

スイッチ2「まるごと転送」のメリット・デメリット
 「まるごと転送」は、旧Switchの環境をそのままSwitch 2に再現できる非常に便利な機能ですが、手元に両本体が必要な点や一部データの個別対応など、事前に注意すべきポイントもあります。

スイッチ2「まるごと転送」以外のデータ移行方法
 ・セーブデータの引っ越し
 ・ユーザーの引っ越し
 ・セーブデータお預かり(クラウドバックアップ)
 ・microSDカードのデータ移行(画像・動画など)

スイッチ2「まるごと転送」のやり方
 Nintendo SwitchからNintendo Switch 2へのデータ移行(まるごと転送)は、主に「ローカル通信」と「サーバー経由」の2つの方法があります。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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