[和光堂]ベビーフードやミルクの異物混入一覧!なぜこんなに多い?

グルメ


和光堂のベビーフードや粉ミルクに関して、SNSや口コミを中心に異物混入の報告が近年相次いでいます。

過去にも何度か和光堂のベビーフードやミルクに異物が混入している!と話題に上がっていましたが、今までにどんなものがあった?なぜこんなにも異物混入が多く改善されないの?と思っている方も多いですよね。


そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事でわかること


【和光堂】「異物混入一覧」総まとめ

【和光堂】異物混入はなぜ改善されないのか

【和光堂】以外の安心安全な代替ベビーフード&ミルクについて



【和光堂】「異物混入一覧」総まとめ


過去にあった、和光堂のベビーフード・ミルクに関する異物混入事例を時系列でまとめました。

年月商品名・シリーズ異物内容企業対応・備考
2024年11月はじめてのシリアル肉片SNSで報告
メーカーは「出荷後付着の可能性」と説明
2024年5月栄養マルシェ(牛肉とほっくりじゃがいもの煮物)フッ素樹脂約9.5万個自主回収
2020年1月粉ミルク「はいはい」「ぐんぐん」ガーゼ・テープSNSで話題
公式発表・自主回収なし
2016年8月栄養マルシェシリーズ青い樹脂片(プラスチック)約6万食自主回収
2015年グーグーキッチン ごろごろ肉じゃがコオロギなどの虫自主回収
(詳細は公式未発表)
その他複数商品髪の毛、蜘蛛、ゴキブリの足、ビニール片などSNSで頻繁に報告
署名活動も発生


それぞれを以下で詳しく見ていきましょう。

2024年 「はじめてのシリアル」

2024年11月、和光堂のベビーフード「はじめてのシリアル 緑黄色野菜とくだもの」で異物混入が報告されました。


異物の内容は以下のとおりです。

「はじめてのシリアル」異物内容


・SNS上で「茶色い異物が付着している」と写真付きで投稿され話題に。
・異物は「柔らかいリング型のパフ1粒」に「1センチ足らずの赤茶色の塊」がついていた。
・投稿者がメーカーに問い合わせ、外部分析機関で調査した結果「虫ではなく、食肉に由来する何かしらの肉片」と判断。
・ただし「何の肉か」は特定できなかった


メーカー(アサヒグループ食品)の対応としては、外部分析の結果を受けて社内でも調査を実施したということです。

製造工程で肉片が混入する可能性は極めて低く、出荷後に付着した可能性が高い」と説明されています。

この時は健康被害や拡大の恐れがないと判断し、公式な自主回収や大々的な公表は行われませんでした。

2024年 栄養マルシェ(牛肉とほっくりじゃがいもの煮物)

2024年5月、和光堂(アサヒグループ食品)のベビーフード「栄養マルシェ」シリーズの「牛肉とほっくりじゃがいもの煮物」に、製造ラインで使用しているフッ素樹脂製部品の一部が混入していることが判明しました。


対象商品は以下のとおりです。

対象商品


・「牛肉とほっくりじゃがいもの煮物」を含む「栄養マルシェ」シリーズの一部商品
(例:「鮭のまぜごはんランチ」「牛肉おこわランチ」「田舎風弁当」など)

・賞味期限が2025年6月、工場管理番号「C3」のロットが対象


2024年5月10日に消費者から「異物が入っている」との連絡があり、調査の結果、フッ素樹脂が混入していたことが確認されました。

約9万5000個を自主回収すると発表し、回収対象商品にはQUOカードによる返金対応が行われています。

現在までに健康被害の報告はされていません。

2020年 粉ミルク「はいはい」「ぐんぐん」

画像引用:JCASTニュース

2020年1月、和光堂(アサヒグループ食品)の粉ミルク「ぐんぐん」に「ガーゼ状の白い正方形のもの」と「黒いテープ」が混入していたという報告がSNS(当時Twitter)で拡散されました。


発見の経緯は以下のとおりです。

発見の経緯


・投稿者は生後1か月の息子のためにミルクを作ろうと半分ほど使った缶の底からスプーンですくった際、粉まみれのガーゼ状の異物と黒いテープが貼られた状態のものを発見。

・異物は「使用済みのガーゼではないか」と不安を感じ、すぐにメーカーへ連絡。


和光堂は宅配業者を手配し、異物混入のあった粉ミルク缶を回収して調査を実施しました。

調査の結果「製造工程で混入した可能性は極めて低い」とし、正式な公表や自主回収は行われず、粉ミルク代については返金対応がなされました。

また、粉ミルクに関しては過去から現在にかけてガーゼ、テープ、木片、虫、髪の毛、黒いゴミなど多様な異物混入報告があります。


2016年 栄養マルシェシリーズ

2016年8月、和光堂(アサヒグループ食品)のベビーフード「栄養マルシェ」シリーズの一部商品に、青い樹脂(プラスチック)片が混入していることが判明しました


対象商品は以下のとおりです。

対象商品


・「栄養マルシェ 鶏とおさかなのベビーランチ」(対象月齢:7か月頃から、賞味期限2017年12月14日)
・「栄養マルシェ 和野菜のベビーランチ」(対象月齢:7か月頃から、賞味期限2017年12月10日)

いずれも同じ製造日の商品が対象


混入していたのは「青色の樹脂片」で、購入者からの複数の報告により発覚しました。

異物は製造工程で使用されるプラスチック部品の一部とみられています。

対象商品の回収と返金対応が行われています。

アサヒグループ食品は約6万食を自主回収すると発表し、公式サイトやニュースリリースで謝罪しました。

2015年 グーグーキッチン ごろごろ肉じゃが

2014年12月、消費者から「BIGサイズのグーグーキッチン ごろごろ肉じゃが」に虫が混入していたとの連絡が和光堂に寄せられました。
調査の結果、混入していた異物は体長約7ミリのコオロギの成虫であることが判明しました。


企業側の対応は以下のとおりです。

企業側の対応


・2015年1月8日、和光堂(アサヒグループ食品)は「ごろごろ肉じゃが」を自主回収すると発表。
・回収対象は、賞味期限が2016年1月17日の同じラインで製造された約2万食と、市場に流通している約12万食すべてで、返金対応を行う。
・和光堂は混入経路を調査し、「原料や製造工程で混入した可能性は低い」と判断したが、消費者の不安に配慮し自主回収を決定しました。


ベビーフードへの虫混入という事案に、子育て世帯を中心に大きな不安と関心が寄せられました。

その他


その他にも髪の毛、蜘蛛、ゴキブリの足、ビニール片などがSNSで頻繁に報告されています。


【和光堂】異物混入はなぜ改善されないのか


何度も異物混入が指摘されている和光堂ですが、なぜこんなにも改善されないのでしょうか?

  • 企業の対応と公表姿勢
    企業は自主回収や返金、個別対応を行うこともありますが、「工場や委託先の製造ラインから異物が混入することは考えにくく、出荷後に混入した可能性が高い」として、正式な公表を控えるケースが多いです。
    そのため、消費者がSNS等で発信しない限り、大きな話題にならず、情報共有や再発防止策の透明性が不足しています。

  • 原因の特定が困難
    企業側は「製造工程での混入は極めて低い」と繰り返し説明し、「出荷後の付着」を理由にすることが多いですが、実際には混入経路の特定ができていない事例がほとんどです。
    製造・配送・検査の各工程に異常がなかったとされる一方で、消費者の手元に届くまでの流通経路や、家庭内での混入可能性も否定できず、根本的な原因解明に至っていません。

  • 品質管理体制と業界構造の課題
    ベビーフード業界は新規参入が少なく、和光堂が主力ブランドとして流通し続けているため、競争原理が働きにくいことも指摘されています。
    和光堂は「より一層、品質管理につとめて参る」とコメントしていますが、実際には異物混入の頻発が続いています。


消費者からは「なぜ再発防止しないのか」「企業として不誠実」といった批判が相次いでいます。

品質管理体制の強化、情報公開の透明性向上、原因究明と再発防止策の徹底が求められています。

【和光堂】以外の安心安全な代替ベビーフード&ミルクは?


異物混入問題を受け、和光堂以外で安心・安全かつコストパフォーマンスに優れたベビーフード・粉ミルクの選択肢を以下でまとめました。

ベビーフードのおすすめ代替ブランドは以下のとおりです。

ブランド名特徴価格帯代表商品例
キユーピー国産野菜中心、無添加商品も多い低~中瓶詰・パウチ各種
coopきらきらステップ生協PB、国産・無添加、冷凍やパウチが豊富低~中冷凍野菜キューブ、惣菜
地球畑国産有機野菜使用、無添加、シンプルな味付け野菜ペースト
babybio(ベビービオ)フランス発オーガニック、EU認証、有機食材中~高ピューレ、スムージー
味千汐路有機JAS認証、国産有機野菜・鶏肉、瓶詰五目煮、炊き込みごはん
ピジョン国産素材中心、無添加商品も展開低~中パウチ、レトルト各種


無添加・有機志向なら「babybio」「地球畑」「味千汐路」などが特に安全性が高いとされています。

コープ(生協)の「きらきらステップ」はコストパフォーマンスと安全性のバランスが良いです。

また、粉ミルクのおすすめ代替ブランドは以下のとおりです。

ブランド名特徴価格帯備考
Bubs(バブズ)オーガニック、グラスフェッド、無添加認証中~高海外製、母乳に近い設計
明治 ほほえみ国産大手、厳格な品質管理安定供給
森永 はぐくみ国産大手、乳児栄養のバランスに配慮アレルギー対応商品あり
アイクレオ国産、母乳成分に近い中~高無添加タイプもあり


Bubs(バブズ)」はオーガニック・無添加で安全性重視の家庭に人気です。

国産大手(明治、森永、アイクレオ)は安定した品質管理と流通網が強みです。

和光堂は私もたまに使ってたしミルクなんてほぼ毎日「はいはい」使ってたけど、離乳食は特に常時使いしてるママパパにとっては有難いくらい安いし手に入りやすいんだよね。
和光堂が消費者にとって、安全に利用できるブランドになってくれるのが一番いいな。


まとめ


今回は『[和光堂]ベビーフードやミルクの異物混入一覧!なぜこんなに多い?』について紹介しました。


【和光堂】「異物混入一覧」総まとめ
 ・2024年 「はじめてのシリアル」
 ・2024年 栄養マルシェ(牛肉とほっくりじゃがいもの煮物)
 ・2020年 粉ミルク「はいはい」「ぐんぐん」
 ・2016年 栄養マルシェシリーズ
 ・2015年 グーグーキッチン ごろごろ肉じゃが

【和光堂】異物混入はなぜ改善されないのか
 和光堂の異物混入が改善されない主な理由は、「混入経路の特定が困難」「出荷後混入の可能性を理由に公表や抜本的対策を控える姿勢」「業界構造による競争不足」「情報公開の不十分さ」にあります。

【和光堂】以外の安心安全な代替ベビーフード&ミルクについて
 ベビーフードは無添加・有機志向なら「babybio」「地球畑」「味千汐路」などが特に安全性が高いとされています。
 コープ(生協)の「きらきらステップ」はコストパフォーマンスと安全性のバランスが良いです。
 粉ミルクは「Bubs(バブズ)」はオーガニック・無添加で安全性重視の家庭に人気です。
 国産大手(明治、森永、アイクレオ)は安定した品質管理と流通網が強みです。
  


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