2025年5月に甲府市で、男子大学生が「高揚する成分」が含まれたクッキーを食べた後に飛び降り、救急搬送された事件があり話題を集めています。
高揚する成分入りクッキーの成分は具体的に何だった?
どこでその危険なクッキーは販売されていた?
など、気になっている方も多いですよね。
そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!
▶「高揚する成分入りクッキー」の具体的な成分や危険性
▶「高揚する成分入りクッキー」どこで販売されていたのか
▶「高揚する成分入りクッキー」事件の経緯
「高揚する成分入りクッキー」の具体的な成分や危険性

さっそく「高揚する成分入りクッキー」の具体的な成分や危険性について見てきましょう!
警察の薬物検査では違法成分は検出されておらず、「合法」とされる成分が用いられていたことが分かっています。
・成分鑑定では「HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)」という合成カンナビノイド系の物質が検出された可能性が高いと報じられている。
・現行法では指定薬物に該当しないため違法商品ではなく、警察も商品名の公表を控えている状況。
一般的に「高揚する成分入り」と称されるクッキーやグミには、以下のような成分が使われるケースが多いと指摘されています。
成分の種類 | 説明 |
---|---|
ハーブ系成分 | 精神作用を持つ特定のハーブ(例:カバ、クラトムなど)が配合される場合がある |
CBD(カンナビジオール) | 大麻草由来だが、日本で合法のCBD製品は精神活性成分THCを含まない ただし、粗悪品や混入例も報告されている |
グレーゾーン成分 | 合法をうたうが、化学的に合成された新規成分や脱法ハーブが含まれる場合もある |
「合法」とされる成分でも、摂取量や体質によっては強い精神作用や異常行動を引き起こすことがあり、必ずしも安全とは限りません。
「高揚する成分入りクッキー」の商品詳細は?
現時点で商品名や販売元は公表されていません。
学生が「友人からもらった」と証言していることや、包装が残っていない場合、正確な商品特定が困難なケースもあるとされています。
「高揚する成分入りクッキー」どこで販売されていたのか

事件の男子大学生も「インターネット上で購入した」と説明しており、実店舗(一般の小売店やドラッグストア等)での販売は確認されていません。
SNSやブログなどでも購入体験やレビューが投稿されていた事例があり、グミやスナックなど類似商品もネット中心に流通していたと見られます。
また、その商品は今も販売され続けているのでしょうか?
事件後、同種の「高揚する成分入りクッキー」を販売している店舗や通販サイトは見つかっていません。
今後、行政による規制や取り締まりが強化される可能性が高いと指摘されています。
「高揚する成分入りクッキー」事件の経緯

今回の「高揚する成分入りクッキー」事件の経緯は以下のとおりです。
- 2025年5月上旬、山梨県甲府市の大学寮で、男子大学生が知人男性とともに「高揚する成分入り」とされるクッキーを食べました。
- クッキーを食べた直後、男子学生は突然寮の2階から飛び降り救急搬送されました。
学生はケガを負いましたが、命に別状はありませんでした。 - 警察の調べに対し、男子学生は「合法だが高揚感があるクッキー」を食べたと説明しています。
その後の薬物検査では、違法成分は検出されませんでした。
山梨県警はクッキーの摂取が飛び降り行為の原因と推察しています。
「高揚する成分入りクッキー」を食べた大学生が異常行動に及んだ本事件は、「合法」とされるグレーゾーン製品の危険性と、ネット通販での安易な入手がもたらすリスクを社会に示すものとなりました。
まとめ
今回は『「高揚する成分入りクッキー」の危険性とは?どこで販売されていた?』について紹介しました。
▶「高揚する成分入りクッキー」の具体的な成分や危険性
現時点で「高揚する成分入りクッキー」に含まれていた具体的な成分は、公式には明らかにされていません。
▶「高揚する成分入りクッキー」どこで販売されていたのか
主にインターネット通販サイト(ネットショップ、個人EC、小規模業者)で「合法」「気分高揚」「リラックス」などのキーワードで販売されていたことが報道されています。
▶「高揚する成分入りクッキー」事件の経緯
2025年5月上旬、山梨県甲府市の大学寮で、男子大学生が知人男性とともに「高揚する成分入り」とされるクッキーを食べました。
クッキーを食べた直後、男子学生は突然寮の2階から飛び降り救急搬送されました。
学生はケガを負いましたが、命に別状はありませんでした。
最後までご覧いただきありがとうございました!