近年、「本物そっくりの子犬型ロボット」や「AI犬ロボット」を謳う詐欺広告が、YouTubeやSNSで多発しています！
「子犬型AIペットロボット」広告が詐欺と疑われるのはなぜ？
怪しい広告に引っかからないためにはどうしたらいいの？
信頼できるAIペットロボットの選び方は？
など、気になっている方も多いですよね。
そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください！
▶「子犬型AIペットロボット」広告が詐欺と疑われる理由
▶怪しい広告の見分け方
▶信頼できるAIペットロボットの選び方
「子犬型AIペットロボット」広告が詐欺と疑われる理由
さっそく、「子犬型AIペットロボット」の広告が詐欺と疑われる理由について見ていきます！
1．広告内容と実態の乖離
2．著名企業や大学の名前を悪用
3．極端な割引や特典を強調
4．販売サイトの不透明性
5．ネット上での多数の被害報告
以下でそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1．広告内容と実態の乖離
YouTubeやSNSで流れる「子犬型AIペットロボット」の広告は、まるで本物の犬が動いているかのような高精細な映像や画像が使われています。
「AI搭載」「本物そっくり」といった表現で高性能さをアピールしていますが、実際に届いた商品はチープな作りだったという報告もありました。
2．著名企業や大学の名前を悪用
こうした広告に登場する企業や大学は、公式にそのようなロボットの開発や販売を発表していません。
これらは著名企業や大学のブランド力を利用し消費者の警戒心を下げて購入を促すのが目的で、詐欺広告の典型的な手口の一つと言えます。
3．極端な割引や特典を強調
極端な割引や特典を強調するなど、消費者の購買意欲を煽る手法が使われています。
こうした大幅値引きは正規品や高性能なロボットではほぼ見られないため、詐欺の典型的な特徴です。
また、「期間限定」「今だけ」「在庫限り」など、特典やタイムセールを強調し冷静な判断をさせないように仕向けるケースも多いです。
4．販売サイトの不透明性
サイトの登録地が香港や中国など海外になっているケースが多く、国内でのトラブル対応や返金請求が極めて困難です。
また多くの詐欺的な販売サイトでは「事業者の氏名または名称、住所、電話番号」など、特定商取引法で義務付けられている情報が表示されていません。
これは日本の法律を守る意志がないことを示しており、信頼性に大きな疑問が生じます。
5．ネット上での多数の被害報告
YouTubeやSNSで「子犬型AIペットロボット」の広告を見て購入した消費者が、「広告のような精巧なロボットではなく、粗末な玩具が届いた」「商品が全く届かない」といった被害報告を多数投稿しています。
子犬型ペットロボット 可愛いと広告を見て見ると
— 自称ﾍﾟﾝ村🎧🎹ぺんぎん村長 (@PenpenNisiki) June 21, 2025
詐欺広告でした。
画像映像共にAI生成
縫い包みと同じ値段でロボが買えるか！！
前からだけどYouTube広告見境が無い
4割6割詐欺広告 もっと🦆 pic.twitter.com/48kX6p8BB8
Q&AサイトやSNSでは「実際に届いたのは全然違うものだった」「販売サイトに事業者情報がない」など、被害や違和感を感じた人同士が情報を共有し、注意喚起を行っています。
このように、ネット上での多数の被害報告や注意喚起が広がっていることが「子犬型AIペットロボット」の広告が詐欺と疑われる大きな根拠となっています。
怪しい広告の見分け方とは？
今回の「AIペットロボット」の広告だけに限らず、怪しい広告の見分け方はどうしたらいいのでしょうか？
- 魅力的すぎるオファーや極端な割引
通常では考えられない大幅な割引や、「今だけ」「在庫限り」などの限定感を強調する広告は要注意です。
「90％オフ」「元値○万円が数千円」など、安すぎる価格設定は典型的な詐欺の特徴です。 - 販売元情報が不明確
会社名や住所、電話番号などの連絡先が明記されていない、あるいは調べても実態が確認できない場合は危険です。
会社概要が不十分、問い合わせ先がメールのみ、または返信がない場合も注意が必要です。 - サイトやURLが怪しい
サイトのURLが意味のない英数字の羅列や、事業者名と無関係な文字列の場合は偽サイトの可能性が高いです。
正規ブランドや企業を装ったなりすまし広告も多く、URLやドメインをよく確認しましょう。 - 口コミや評判が不自然
口コミが極端に少ない、または不自然な高評価ばかりが並んでいる場合は信頼性を疑うべきです。
第三者のレビューや、SNS・Q&Aサイトでの実際の被害報告も確認しましょう。 - 決断を急がせる表現
「今すぐ」「残りわずか」「本日限り」など、焦りを煽る文言で冷静な判断を妨げる手法が使われています。 - 商品説明や日本語が不自然
商品説明が曖昧だったり、日本語が不自然な場合も詐欺広告の特徴です。
このような複数の特徴が重なる広告は特に注意が必要です。
購入前に販売元や口コミをしっかり調べ、少しでも不安を感じたら利用を控えましょう。
信頼できるAIペットロボットの選び方
とは言っても今回の広告のようなAIペットロボットはかわいいし、信頼できるAIペットロボットの選び方とは？と困った方向けに、以下で選び方についてまとめました！
- 正規メーカー・公式販売店から購入する
カシオ、ユカイ工学、MIXIなど、実績ある国内外メーカーの公式サイトや正規販売店を利用しましょう。
公式ECサイトや家電量販店、信頼できる大手通販サイト（Amazon、楽天など）での購入が安心です。 - 事業者情報・サポート体制を確認
会社名・住所・電話番号などの事業者情報が明記されているか、サポート窓口がしっかりしているかを確認しましょう。
保証やアフターサービスの有無も重要なポイントです。 - 製品の特徴や機能を比較する
実際の動作動画や公式のプロモーション映像、第三者によるレビューを参考に、見た目や機能が自分の希望に合っているか確認しましょう。
例：会話AI搭載の「Romi」、感情AIで成長する「Moflin」など、用途や癒しの度合いに応じて選択できます。 - ユーザーの口コミや評価を調べる
SNSやレビューサイトで、実際に購入したユーザーの体験談や評価を確認しましょう。
「届いた商品が広告と違う」などの被害報告がないかも要チェックです。 - 極端な割引や怪しい広告に注意
「今だけ90%オフ」など、あり得ない値引きや特典を強調する広告は避けましょう。 - 最新モデルや受賞歴を参考にする
「CES Innovation Awards」など、国際的な賞を受賞したモデルは技術や信頼性の目安になります。
特におすすめの、信頼できるAIペットロボットの例は以下のとおりです。
| 製品名 | メーカー | 特徴・機能 |
|---|---|---|
| Moflin | カシオ計算機 | 感情AI搭載、400万通り以上の個性、成長する |
| Romi | MIXI | 会話AI搭載、視覚機能、長期記憶、受賞歴あり |
| 甘噛みハムハム | ユカイ工学 | 癒しの甘噛み動作、センサー搭載 |
| EBO Air2 | Enabot | 見守り・カメラ・AIトラッキング機能 |
信頼できるAIペットロボットを選ぶには、公式情報・正規流通・サポート体制・ユーザー評価をしっかり確認し、怪しい広告や極端な割引には絶対に手を出さないことが重要です。
まとめ
今回は『[詐欺！]本物みたいな子犬のAIペットロボット広告が怪しすぎる！』について紹介しました。
▶「子犬型AIペットロボット」広告が詐欺と疑われる理由
1．広告内容と実態の乖離
2．著名企業や大学の名前を悪用
3．極端な割引や特典を強調
4．販売サイトの不透明性
5．ネット上での多数の被害報告
▶怪しい広告の見分け方
1．魅力的すぎるオファーや極端な割引
2．販売元情報が不明確
3．サイトやURLが怪しい
4．口コミや評判が不自然
5．決断を急がせる表現
6．商品説明や日本語が不自然
▶信頼できるAIペットロボットの選び方
信頼できるAIペットロボットを選ぶには、公式情報・正規流通・サポート体制・ユーザー評価をしっかり確認し、怪しい広告や極端な割引には絶対に手を出さないことが重要です。
最後までご覧いただきありがとうございました！
