備蓄米随意契約の合同会社斉鑫(せいしん)とはどんな会社?

グルメ


近年の米価格高騰とそれに対応する政府の新たな販売手法で「備蓄米の随意契約」が大きな話題となっています。

その備蓄米随意契約を申し込んだとされる企業の中に合同会社斉鑫(せいしん)という会社がありますが、この会社はどんな会社?と気になっている方も多いですよね。


そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事でわかること


合同会社斉鑫(せいしん)について

備蓄米随意契約について


合同会社斉鑫(せいしん)について

合同会社斉鑫(せいしん)企業概要


法人名:合同会社斉鑫(せいしん)
法人番号:5010003041317
所在地:東京都千代田区九段南1丁目5番6号 りそな九段ビル5階KSフロア3227
設立:2023年8月15日
代表者・事業内容:公開情報なし


合同会社斉鑫(せいしん)について調査したところ、2023年8月15日に設立された会社で所在地に関してはわかりましたが、公開されている情報では具体的な事業内容や代表者、資本金などの詳細は明らかにされていませんでした。

また、公式ウェブサイトや採用情報、決算情報も公開されていません。

登録されている所在地に関しても「ナレッジソサエティ」というシェアオフィスであり、法人活動の実態は不明です。

合同会社斉鑫(せいしん)は中国の企業?

「斉鑫」って漢字からして中国の企業なのかな?


「斉鑫(せいしん)」という見慣れない漢字から、中国の企業なの?という声も多々聞かれますがこれについてはどうなのでしょうか?

合同会社斉鑫(せいしん)は、2023年8月に東京都千代田区九段南に設立された日本の合同会社であり、法人番号も日本のものが付与されている。


公開されている情報では本社所在地は東京都内で、中国に本拠を置く企業であるという事実は確認できません。

具体的な事業内容や代表者情報も非公開であるため、中国企業であるという根拠はみつかりませんでした。

備蓄米随意契約について


備蓄米随意契約とは具体的にどんな内容なのか、以下でまとめました。

備蓄米随意契約とは、政府が備蓄している米(備蓄米)を、入札ではなく、国が任意に売り渡し先を選んで契約する仕組み
価格も売り渡し先と協議のうえ、国が決定します


備蓄米随意契約のメリットデメリットを以下でまとめました。

メリットデメリット
価格政府が安価に設定でき、市場価格の抑制効果が高い価格決定の透明性が低く、恣意的になりやすい
流通小売業者や外食産業など消費者に近い事業者へ直接供給でき、流通が効率化流通や精米体制の整備など新たな調整が必要
消費者への効果安価な米が早く店頭に並びやすく、消費者負担の軽減が期待できる転売や高値販売の防止策が課題
公平性・透明性政策目的に柔軟に対応しやすい売り渡し先や価格決定の過程が見えにくく、不公平感や不透明感が生じやすい
その他需給逼迫時に迅速な対応が可能、輸送費国負担・買い戻し条件なしなど流通負担も軽減法律との整合性や運用ルールの明確化も今後の課題


従来の競争入札方式では業者間の競争で価格がつり上がりやすく、市場全体の米価も高止まりしていましたが、随意契約方式では政府が売り渡し価格を決めるため、消費者に安価な米を届けやすくなるメリットがあります。

流通経路の効率化に関しても、これまでの仕組みでは集荷業者→卸売業者→小売店と複数段階を経ていましたが、随意契約では小売業者など消費者に近い事業者に直接売り渡すことが可能となり流通が効率化します。

このように備蓄米随意契約は、米価の抑制や流通の効率化、消費者への迅速な供給といった大きなメリットがある一方で、価格決定や売り渡し先選定の透明性・公平性、転売防止策など運用面での課題も指摘されています。

活動事業内容が不明な会社でも備蓄米随意契約を結べるの?

活動事業内容が不明な会社でも備蓄米随意契約を結べるの?


合同会社斉鑫(せいしん)を見ていると、このように疑問を思う方もいますよね。

代表者や資本金、具体的な事業内容などの詳細が公表されていない企業でも、必要な申請書類を提出し、審査を通過すれば契約の対象となり得ます。


結論から話すと、このように審査を通過すれば契約の対象となるようですが、その審査の条件なども気になってきますね。

そこで、備蓄米随意契約の原則や条件について以下でまとめました。

対象事業者・原則「年間1万トン以上の米を取り扱う大手小売業者
・今後は小規模スーパーや米穀店にも拡大検討
申請・審査・直近1年の取扱数量や販売予定数量などを記載した書類を提出し、農林水産省の審査を受ける
・申請企業は公表
売渡し方法と価格・政府が売り渡し先・価格・数量を任意に決定する随意契約方式
・5キロ税抜き2000円程度で販売予定
その他の条件・契約は先着順
・輸送費は国負担
・買い戻し不要
・玄米での販売も可能


農水省は「流通増加のために要件を緩和する考えもある」と明言していることもありますが、最終的な契約可否は農水省の審査によって決まるため、企業の実態や信頼性も考慮されるとみられます。

ただ現時点では詳細が明かされていない会社でも、要件や審査を満たせば随意契約を結ぶことは制度上は可能と言えます。

まとめ


今回は『備蓄米随意契約の合同会社斉鑫(せいしん)とはどんな会社?』について紹介しました。


合同会社斉鑫(せいしん)について
 法人名:合同会社斉鑫(せいしん)
 法人番号:5010003041317
 所在地:東京都千代田区九段南1丁目5番6号 りそな九段ビル5階KSフロア3227
 設立:2023年8月15日
 代表者・事業内容:公開情報なし

備蓄米随意契約について
 備蓄米随意契約とは、政府が備蓄している米(備蓄米)を、入札ではなく、国が任意に売り渡し先を選んで契約する仕組み。
 価格も売り渡し先と協議のうえ、国が決定します。


最後までご覧いただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました