映画『ドールハウス』怖さレベルは?ジャンプスケアはある?

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日本のホラーミステリー映画『ドールハウス』が、2025年6月13日に公開されてさっそく話題を集めています!

矢口史靖監督の初ホラー作品としても注目されていますが、その怖さレベルはどれくらい?ジャンプスケアはある?と観る前に気になっている方も多いですよね。


そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事でわかること


映画『ドールハウス』怖さレベル

映画『ドールハウス』ジャンプスケアの有無

映画『ドールハウス』評判

※本記事は映画『ドールハウス』を観る前の方向けなのでネタバレはあまりないようにしていますが、紹介するうえでネタバレを含む部分もあります。



映画『ドールハウス』怖さレベルは?


さっそく、映画『ドールハウス』がどのくらいの怖さなのかを見ていきましょう!

とは言ってもどのように比べるのが分かりやすいのかまとめ方が難しかったので、以下の項目でそれぞれ解説していきたいと思います。

『ドールハウス』怖さレベル比較項目


1.「怖さ」の種類
2.トラウマ描写の有無
3.R指定の有無
4.描写の強さの度合い



ここからそれぞれの項目で詳しく解説していきますね!

1.「怖さ」の種類

『ドールハウス』の怖さの核心は「精神的ホラー」と「日本独特のJホラー的な不気味さ」にあり、それに「生理的嫌悪感」と一部「超常現象」の要素が加わっています。


よくジャンル分けされる『怖さ』の種類をピックアップすると、大まかに以下のジャンルに分けられます。

『怖さ』のジャンル


ビックリ系
突然大きな音や映像で驚かせる演出
精神的ホラー
不気味さ、不安感、狂気、不穏な雰囲気などで怖がらせる。
グロテスク描写
出血、損傷、内臓などの視覚的に不快な描写。
生理的嫌悪感
特定の対象(虫、汚物、奇妙な動きなど)に対する本能的な嫌悪感。
バイオレンス、拷問
暴力行為や拷問の描写。
現実的恐怖
現実に起こりうる災害、犯罪、社会問題などからくる恐怖。
超常現象系
オカルト、心霊現象、呪いなど、科学では説明できない恐怖。
日本独特のホラー(Jホラー)系
日本独特の静かな不気味さ。


これらのジャンルから、映画『ドールハウス』が何に当てはまるのかをまとめると以下のようになります。

怖さの種類当てはまり度解説
精神的ホラー母親の心の闇や狂気、人形への執着、現実と非現実の曖昧さがじわじわ精神を追い詰める。心理描写が深い。
生理的嫌悪感人形の不気味さや不可解な現象、表情や動きの変化が生理的な嫌悪感を誘う。
日本独特のホラー(Jホラー)系湿度の高い不気味さや静かな恐怖、超常現象が現実に侵食してくるJホラー的な演出が強い。
超常現象系人形の自律的な動きや戻ってくる現象など超常現象の要素もあるが、主軸は人間ドラマと心理描写。
ビックリ系全くないわけではないが、直接的な驚かせ方は少ない。
グロテスク描写×グロい場面は基本的にない。
バイオレンス・拷問×これらの要素はメインではない。
現実的恐怖×娘を亡くす現実的悲劇は起点だが、恐怖の本質は現実離れしており純粋な現実的恐怖とは異なる。


このように、『ドールハウス』の怖さの核心は「精神的ホラー」と「日本独特のJホラー的な不気味さ」にあり、それに「生理的嫌悪感」と一部「超常現象」や「びっくり系」の要素が加わる、という評価が主です。

2.トラウマ描写の有無

映画『ドールハウス』には、観る人によってトラウマになりうる描写やテーマが複数含まれています。


以下、少々ネタバレ内容を含みます。


トラウマ級の怖さだった」との感想や、「覚悟して観た方がいい」と警告するレビューも見受けられており、その内容は以下のとおりです。

トラウマ描写詳細


・物語冒頭で「5歳の娘がかくれんぼ中に洗濯機で窒息死する」という家庭内事故が描かれ、幼い子どもの死を扱う点が非常にショッキングです。

・母親が精神的に追い詰められ、現実と幻覚の狭間で「娘を傷つけてしまう」ようなシーンや、子どもが危険にさらされる緊張感の高い場面が複数あります。

・物語中盤以降、子どもへの暴力家庭内事故虐待自殺などのショッキングな内容が描かれ、フラッシュバックや強い不安を誘発する可能性があります。

・クライマックスでは、カメラのフラッシュだけで人形の姿が一瞬捉えられるなど、ホラー作品屈指の恐怖シーンも含まれています。

・幼い子どもが「首を吊っている絵」や「釜で遺体をゆがいている絵」を描くなど、不穏でトラウマ的なビジュアルも登場します。


まとめると『ドールハウス』は子どもの死や家庭内の不幸、精神的な崩壊を扱う描写が多く、特定のシーンやテーマが観る人によって強いトラウマになる可能性が高い作品です。

3.R指定の有無

映画『ドールハウス』は「PG-12」指定です。


これは「小学生には助言・指導が必要」とされる区分であり、R-15+やR-18+のような年齢制限は設けられていません。

4.描写の強さの度合い

映画『ドールハウス』は描写の強さが主に「ミドル(中程度)」に分類されるものの、人によっては「ハード(強烈)」と感じる可能性もあります。


怖さの描写の強さ度合いを以下のように表します。

・ソフト(マイルド): ホラー要素はあるが、初心者でも見やすい。
・ミドル(中程度): ホラー映画に慣れていれば問題ないレベル。
・ハード(強烈): ホラー映画上級者向け。強い精神的負荷がかかる可能性がある。


このように分類すると考えた場合、映画『ドールハウス』は「ミドル(中程度)」、もしくは人によって「ハード(強烈)」と感じると考えられます。

このように考えられる理由は以下のとおりです。

「ミドル」~「ハード」の理由


・人によって「ミドル(中程度)」に分類される理由は、グロ描写やジャンプスケアといった直接的な衝撃が少なく、ホラー映画初心者でも「頑張れば観られる」レベルという評価があるため。

・人によって「ハード(強烈)」に分類される理由は、心理的恐怖や後味の悪さが苦手な方、あるいは普段ホラーをほとんど観ない方は想像以上に怖く感じる可能性があるため。


ホラー映画に慣れている人なら問題ないレベルですが、「想像の5倍くらい怖かった」「リングの次くらいに怖かった」「夜中に1人でトイレに行けなくなるくらいには怖い」など、精神的な負荷やトラウマ性の高さを指摘する声が多く、ホラー初心者にはかなりきつい内容といえます。

映画『ドールハウス』ジャンプスケアの有無

映画『ドールハウス』にはジャンプスケアは「ある」が、それがメインではないと言えます。


まずジャンプスケア(jumpscare)とは、ホラー映画やゲームなどでよく用いられる「観客やプレイヤーを突然驚かせる演出」のことです。

以下、ネタバレを含みます。


『ドールハウス』のジャンプスケア


具体的には、洗濯機から人形が飛び出すシーンなど、観客を驚かせる描写がいくつか盛り込まれています。
ただし全体としてジャンプスケアが頻繁に使われるわけではなく、「無闇なジャンプスケアは無くはないが多くない」「ジャンプスケアより人形そのものの不気味さが印象的」という感想が多いです。


このようにジャンプスケアは少数ながら含まれていますが、主な怖さはじわじわとした精神的ホラーや不気味さにあります。

映画『ドールハウス』評判


映画『ドールハウス』の評判はどのようになっているのでしょうか?

以下でSNS上の意見をまとめました!

『ドールハウス』の評判まとめ


・マジでガチのJホラーで本当に怖かった
・リングの正当後継と言っていいほどJホラーど真ん中
・年齢のせいかどこかで見たストーリー展開に感じる
・2時間ずっとおもしろかった最高ホラーだった!いろんな要素を持ち合わせてる!
・ホラーとしてまっとうに面白く今まであまり見たことがない感じの希少な映画
・「特別な怖さ」を渇望してるホラーファンには物足りないかも
・怖すぎたけど子供の事故が起こるかもってドキドキの方が怖かった
・怖いけど内容がよく分からなかった
・演出でしっかりと怖がらせにきていて、思わず声が出そうになった!
・幽霊的な怖さじゃ無かったから大丈夫だったけど畳み掛けるようなホラー演出で大満足
・怖すぎて、正直観たことを若干後悔するレベルだった
・心霊系のホラーはやっぱ邦画だな!って思えた作品だった
・終わった後の衝撃の余韻がえぐい
・久しぶりにあんないいホラー映画観たかも


このように、精神的な恐怖や不気味さを重視した王道の日本的なホラーとして、強い印象を残す作品と評価されています。

まとめ


今回は『映画『ドールハウス』怖さレベルは?ジャンプスケアはある?』について紹介しました。


映画『ドールハウス』怖さレベル
 『ドールハウス』の怖さの核心は「精神的ホラー」と「日本独特のJホラー的な不気味さ」にあり、それに「生理的嫌悪感」と一部「超常現象」の要素が加わると言えます。
 観る人によってトラウマになりうる描写やテーマが複数含まれています。
 描写の強さは主に「ミドル(中程度)」に分類されるものの、人によっては「ハード(強烈)」と感じる可能性もあります。

映画『ドールハウス』ジャンプスケアの有無
 映画『ドールハウス』にはジャンプスケアは「ある」が、それがメインではないと言えます。

映画『ドールハウス』評判
 精神的な恐怖や不気味さを重視した王道の日本的なホラーとして、強い印象を残す作品と評価されています。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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