[キューピー]ベビーフード生産販売終了はなぜ?いつまで買える?

グルメ


キユーピーが2025年6月12日に、育児食全商品の生産・販売を2025年8月末で終了すると発表して注目を集めています。

安心安全でコスパも良く買える育児食と言えばキユーピーの商品というイメージも強かっただけに、消費者からは「信じられない!」「悲しい!」といった声が多く挙がっています。

なぜキユーピーはベビーフードの生産や販売を終了するの?
いつまで買える?
キユーピーから代替品や後継商品は出るの?


といった疑問が多く飛び交っていますよね。


そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事でわかること


【キユーピー】ベビーフード生産販売終了の理由

【キユーピー】ベビーフードどこで、いつまで購入できる見込みがあるのか
・まとめ買いを検討している場合の注意点

キユーピーのベビーフード事業の今後について



【キユーピー】ベビーフード生産販売終了の理由はなぜ?


さっそく、【キューピー】ベビーフードが生産・販売を終了する理由について見ていきたいと思います!


1. 販売数量の低迷
少子化の影響などもあり、近年は育児食の販売数量が減少し続けていました。
2. 原材料・エネルギーコストの高騰
原材料価格エネルギー費の高騰が続き、事業環境が悪化していました。
3. 品質維持の困難さ
設備投資や販売促進など、さまざまな立て直し策を講じてきたものの、品質を維持しながら生産を継続することが困難と判断されました。


上記の要因が重なり、事業としての継続が難しいと最終的に判断されたということです。

公式のコメントは以下のとおりです。

「商品継続のために、設備投資や販売促進を含むあらゆる検討を重ね、立て直しを図ってまいりましたが、お客さまにご満足いただける品質を維持しつつ生産を継続することが困難であると判断し、誠に遺憾ながら生産・販売の終了を決定いたしました」
引用:キユーピー


ベビーフードの市場全体の動向を見ても、日本ベビーフード協議会によると2023年のベビーフード生産量は1万529トンとなっており、2024年度のベビーフード市場は「前年を下回って推移した」と報道されています。

これまでベビーフード市場は伸長基調でしたが2024年度は少子化の影響が本格化し、市場全体も縮小傾向が見られています。

【キューピー】ベビーフードは全商品が販売終了?

キユーピーは、現在展開しているすべてのベビーフードおよび幼児食、合計72品目の生産を2026年8月末で終了し、順次販売も終了することを正式に発表しています。


2026年8月末までこれまで通り生産を継続し、その後は在庫がなくなり次第、全商品の販売を終了します。

対象商品の詳細は以下のとおりです。

生産・販売終了対象商品の詳細


「瓶詰」「カップ容器」「レトルトパウチ」「ベビーデザート」「おやつ」「ごはん・麺用ソース」「スプレッド」など、全ての育児食カテゴリー
・全72品目(容量や包装形態が異なる場合は別品目としてカウント)



急な供給停止を避けるため、約1年間は安定供給に努めるとしています。

【キユーピー】ベビーフードどこで、いつまで購入できる?


生産・販売の終了が発表された【キユーピー】ベビーフードはどこで、いつまで買えるのでしょうか?

購入できる場所


・全国のスーパー
・ドラッグストア
・ベビー用品店
・ネット通販(Amazon、楽天市場など)

いつまで買える?


・2026年8月末までは通常通り生産・出荷されるため、全国の販売店やオンラインショップで購入可能。
・2026年8月末以降は生産が終了し、店頭やネットの在庫がなくなり次第順次販売終了となる
・人気商品や流通量の多い商品は終了後もしばらく在庫が残る可能性があるが、確実に入手したい場合は早めの購入がおすすめ


キユーピー公式からのコメントでは「生産終了までの約1年間は、安心して商品をご購入いただける期間として、安定供給に努める」とされています。

まとめ買いを検討している場合の注意点は?


生産終了間近になると、まとめ買いしておこうと考える方も多いですよね。

キユーピーのベビーフードをまとめ買いする際は、以下の点に注意してください。

  • 賞味期限を必ず確認する
    賞味期限が商品ごとに異なります。
    瓶詰:約24カ月、レトルト・カップ:約19カ月、デザート類:約8~12カ月
    まとめ買いの際は、消費できる量を計画的に購入しましょう。

  • 保存方法に注意
    直射日光を避け、常温で保存できますが夏場の高温多湿や車内などは避けてください。
    開封後や食べ残しは常温保存できません。
    開封したものは冷蔵保存し、早めに使い切ってください。

  • 小分け・冷凍保存のポイント
    使い切れない場合は、清潔な容器に小分けして冷凍保存が可能です。
    ただし、食べ残しは冷凍できません。
    解凍時は温めすぎに注意し、液状化しないようにしましょう。

  • 月齢・アレルギー表示を確認
    商品ごとに対象月齢やアレルギー表示が異なります。
    赤ちゃんの成長や体質に合ったものを選びましょう。

  • 必要な分だけ計画的に
    まとめ買いしすぎると、賞味期限切れや使い切れないリスクが高まります。
    必要な分だけ計画的に購入しましょう。


賞味期限・保存方法・月齢表示・アレルギー表示をよく確認し、計画的に必要な分だけまとめ買いしましょう!

生産終了前に買い溜めすべき商品の選び方は?


買い溜めを検討する際は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 賞味期限が長いもの
    ・瓶詰タイプ(賞味期限約24カ月)
    ・レトルトパウチ、カップ容器(賞味期限約19カ月)
    これらは未開封であれば長期保存が可能なので、買い溜めに最適です。

  • 非常食や外出時に便利なもの
    おかゆやリゾットなどのレトルト食品は、災害時や外出先でもそのまま食べられるためストックしておくと安心です。

  • 人気商品や定番商品
    人気の高い「野菜入りチキンライス」「やさいとなかよし ミートソース」などは販売終了後に入手困難になる可能性が高いので、早めの確保がおすすめです。

  • おやつ・デザート類
    ベビーデザート(賞味期限8~12カ月)は比較的他の商品に比べて日持ちが短いですが、子どもが好む商品は早めに買い溜めておくと安心です。


キユーピーのベビーフードで買い溜めにおすすめなのは、賞味期限が長い瓶詰・レトルトパウチ・カップ容器や、人気の定番商品、非常食として使えるおかゆなどです。

賞味期限を確認し、必要な分だけ早めに確保しましょう。

【キユーピー】ベビーフード事業の今後について


キユーピーはベビーフード・幼児食(育児食)全72品目の生産を2026年8月末で終了し、順次販売も終了すると発表しましたが、今後の事業方針はどうなっていくのでしょうか?

育児食の生産・販売は終了しますが、キユーピーは「これまで培ってきた品質への姿勢を継承し、子どもたちの食と健康に貢献する活動は継続する」としています


この具体的な内容としては、ベビーフードの製造・販売からは撤退するものの、今後も子ども向けの食育や健康支援活動などの社会貢献活動には引き続き取り組む方針を明らかにしています。

キユーピーがこれまで行ってきた社会貢献活動の詳細は?


キユーピーがこれまでに行ってきた、子ども向け食育・健康支援などの社会貢献活動はぐたいてきにどんなものがあるのでしょうか?

  • 工場見学・オープンキッチンの実施
    1961年に小学校からの要望を受けて社会科見学を受け入れたのがきっかけとなり、現在まで全国の工場で「オープンキッチン(工場見学)」を継続。
    子どもたちが食品の製造現場を見学し、食の安全や大切さを学ぶ機会を提供しています。

  • 出前授業・マヨネーズ教室・SDGs教室
    従業員が講師となり小学校などで「出前授業」を実施。
    2002年からは「マヨネーズ教室」として、マヨネーズの仕組みや作り方を体験し、食の楽しさを伝えています。
    2022年からは「SDGs教室~キユーピーグループと食品ロス~」も展開し、食を通じて持続可能な社会や食品ロス問題について子どもたちと考える機会を設けています。

  • 食育講演会・Webコンテンツの提供
    食の大切さや楽しさを伝える講演会、体験型イベント、オンラインでの食育コンテンツ発信も積極的に行っています。

  • キユーピーみらいたまご財団による助成活動
    2017年設立の「キユーピーみらいたまご財団」は、子どもの食育や居場所づくりに取り組む団体への助成金支援を実施。
    2017~2022年度の間に約480団体へ総額約1億6,000万円を助成し、子ども食堂やフードパントリーなどの活動を支援しています。
    コロナ禍では、困窮世帯の子どもへの弁当配布や食料支援活動を行う団体への緊急支援も実施しました。

  • 創業時からの理念と社会貢献
    創業者の「食を通じて社会に貢献する」という精神を受け継ぎ、サラダや生野菜を食べる習慣の普及、栄養価の高い商品の開発・普及などを通じて、日本人の体格や健康向上にも寄与してきました。


キユーピーは、工場見学や出前授業、SDGs教室、講演会、助成財団など、多角的な食育・健康支援活動を長年にわたり展開し、子どもたちの食と健康、社会全体の食文化向上に貢献してきました。

まとめ


今回は『[キューピー]ベビーフード生産販売終了はなぜ?いつまで買える?』について紹介しました。


【キユーピー】ベビーフード生産販売終了の理由
 1. 販売数量の低迷
 2. 原材料・エネルギーコストの高騰
 3. 品質維持の困難さ

【キユーピー】ベビーフードどこで、いつまで購入できる見込みがあるのか
 ・2026年8月末までは通常通り生産・出荷されるため、全国の販売店やオンラインショップで購入可能です。

キユーピーのベビーフード事業の今後について
 育児食の生産・販売は終了しますが、キユーピーは「これまで培ってきた品質への姿勢を継承し、子どもたちの食と健康に貢献する活動は継続する」としています。


最後までご覧いただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました