メルカリのタイムセール機能終了の理由はなぜ？自動値下げ機能も

出品者が設定した一定時間だけ、商品価格を5%、10%、15%など割引できるメルカリの「タイムセール」機能が、2025年7月3日をもって提供終了と発表があり話題を集めています。

これを受けて、メルカリのタイムセール機能はなぜ終了するの？とメルカリユーザーは気になっている方が多いですよね。

また、自動値下げ機能も終了するということで今後の影響も注目されています。


そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください！

メルカリのタイムセール機能の終了理由

メルカリの迷走
自動値下げ設定機能
タイムセール機能
をサービス終了とのこと
近いうちに
オークション機能も終了しそうだ
出品者を大事に育てるわけでもなく
クーポンも配らず
ユーザー数の多さに胡座をかき
出品者に価格を下げさせれば売れるという
バーゲンセール思考から
脱却しないと pic.twitter.com/Y9xRWZIUPB

— エコット 不要品をなるべく棄てずにリユースする回収屋 埼玉北部 DMください (@ecotto8) June 3, 2025

さっそくメルカリのタイムセール機能の終了理由について見ていきましょう！

しかし複数の情報やユーザーの声から、以下のような背景や推測が挙げられます。

それぞれ詳しく解説していきます。

1．一般ユーザーへの浸透不足

メルカリのタイムセール機能終了理由の一つとして、「一般ユーザーへの浸透不足」が挙げられます。

実際に、タイムセール機能は一部の大量在庫を持つ出品者（いわゆる「せどらー」）には支持されていましたが、多くの一般ユーザーにはあまり利用されていなかったという指摘があります。

このため、メルカリ側もタイムセール機能よりもオークションやプロモーション機能に注力する方針に転換したとみられます。

2．オークション・プロモーション機能への注力

メルカリがタイムセール機能を終了する大きな理由の一つは、今後「オークション機能」や「プロモーション機能」への注力に方針転換したためと考えられます。

近年、メルカリではユーザーからの要望や取引の効率化を背景に、オークション機能の導入が進められてきました。

実際、運営側のアンケートでも約7割のユーザーがオークション機能の利用を希望していたことが明らかになっています。

この新機能は価格交渉の手間を減らし、よりスムーズな売買体験を提供することを目的としています。

3．悪用や抜け穴の存在

メルカリのタイムセール機能終了理由の一つとして、「悪用や抜け穴の存在」が指摘されています。

具体的には実際の販売価格を意図的に吊り上げてからタイムセールを実施し、割引を装うなどの抜け穴的な使い方をする出品者が多く見受けられたことが挙げられます。

このような悪用事例が増えたことで、機能の健全な運用が難しくなったことが終了の一因と考えられます。

4．販促効果の限定的な実感

メルカリのタイムセール機能終了理由の一つに、「販促効果の限定的な実感」があります。

タイムセールは、「いいね！」をしているユーザーや一部の関心層に対しては通知による一定の販促効果が見込めるものの、実際には「いいね！」が多くついても売れないケースや、タイムセールを実施しても思うように販売につながらないという声も見られます。

また、タイムセールを繰り返し設定できないインターバルの存在や、商品編集後24時間はタイムセールを発動できないなどの制約もあり、販促施策として十分な効果を感じにくいユーザーも多かったということです。

このように、タイムセールの販促効果が限定的にとどまったことが機能終了の背景となっています。

メルカリの自動値下げ機能の終了理由や今後の影響について

メルカリではタイムセール機能だけでなく自動値下げ機能も2025年6月17日で提供終了となります

自動値下げ機能の終了理由は、主に以下の点が挙げられます。

これらの理由からメルカリは自動値下げ機能を終了し、より効果的な販促手段や新機能への注力を進めていると考えられます。

2025年6月17日をもってこの機能は終了し、終了後は自動での価格調整が行われず設定時点の価格で販売が継続されるとのことです。

自動値下げ機能終了後の値下げ管理は外部ツールが効率的！

メルカリの自動値下げ機能が終了した後も、外部ツールを活用することで効率的な値下げ管理が可能です。

主な方法は以下の通りです。

ツール名	主な機能・特徴	対応プラットフォーム	備考
Free Magic （フリーマジック）	自動値下げ（指定価格・％・いいね数連動・下限価格）、再出品、コメント自動挿入、一括商品管理	メルカリ、ラクマ、ヤフオク、BASE	複数プランあり
Furimaru （フリマル）	毎日自動値下げ、CSV一括編集、利益計算、在庫管理	メルカリ	直感的な操作性
メルポ （merpo）	全自動価格変更、再出品、予約出品、フェニックス機能（作業完全自動化）、商品読込	メルカリ	専用ソフト、7日間無料トライアル
その他のツール	値下げ、コメント追加・削除自動化（例：ねこのて）、オーダーメイド自動化ツール	メルカリなど	機能や対応範囲はツールごとに異なる

これらはツールごとにアカウント登録やインストールが必要です。

値下げルール（値下げ幅、下限価格、タイミングなど）を設定し、ツールが自動で価格変更を実行します。

一部ツールはコメント自動投稿や再出品、在庫管理などの機能も搭載されており、従来と同様に効率的な値下げ管理や販促が実現できます。

タイムセール機能・自動値下げ機能の終了で今後の影響は？

メルカリのタイムセール機能・自動値下げ機能終了による今後の影響を以下でまとめました。

影響内容	詳細
出品者の作業負担増加	値下げや販促を手動で行う必要があり、特に大量出品者は日々の作業量が増加。
検索上位表示の難化	値下げによる検索順位アップが自動でできなくなるため、上位表示を狙うにはタイミングよく手動で値下げが必要。
販促効果の低下	タイムセールや自動値下げの販促効果がなくなり、売れ行きや露出が下がる可能性。
外部ツールへの依存増加	効率的な値下げ・販促を続けたい場合、外部自動化ツールの利用が増える見込み。
不用品処分ユーザーへの影響は限定的	不用品・不要品の処分が目的のユーザーには、今回の機能終了による大きな影響はないという声も多い。
値下げ交渉や新機能への移行	価格リクエストやオークションなど、他の販促・価格調整機能への移行が進む。

このように、タイムセール機能と自動値下げ機能の終了によって、特に物販や大量出品を行うユーザーには作業負担や販促効果の低下など大きな影響が出ます。

一方で不用品処分が目的の一般ユーザーへの影響は限定的です。

今後は手動値下げや外部ツール、オークション・価格リクエスト機能などの活用が主流となる見込みです。

メルカリのタイムセール機能終了へのユーザーの声

メルカリのタイムセール機能終了を受けて、ユーザーがどのように感じたのかSNS上の声をまとめました！

このように一般ユーザーからは「効果を感じなかった」「使っていなかった」という声が多い一方で、必要な機能が終了することに対する不満や、新機能への期待・不安も多く挙がっていました。

まとめ

今回は『メルカリのタイムセール機能終了の理由はなぜ？自動値下げ機能も』について紹介しました。

▶メルカリのタイムセール機能の終了理由4選
　メルカリのタイムセール機能終了について、公式から明確な理由は公表されていません。
　ただ、考えられる理由は以下のとおりです。
　1．一般ユーザーへの浸透不足
　2．オークション・プロモーション機能への注力
　3．悪用や抜け穴の存在
　4．販促効果の限定的な実感

▶メルカリの自動値下げ機能の終了理由や今後の影響について
　自動値下げ機能は、設定した最低販売価格まで毎日100円ずつ自動で値下げする仕組みでしたが、値下げのタイミングや頻度に制約があり使い勝手に課題がありました。
　タイムセール機能と自動値下げ機能の終了によって、特に物販や大量出品を行うユーザーには作業負担や販促効果の低下など大きな影響が出ます。

▶メルカリのタイムセール機能終了へのユーザーの声
　一般ユーザーからは「効果を感じなかった」「使っていなかった」という声が多い一方で、必要な機能が終了することに対する不満や、新機能への期待・不安も多く挙がっていました。

最後までご覧いただきありがとうございました！