野村哲郎元農相(81歳)が、現職の小泉進次郎農水相が進める備蓄米放出政策に苦言を呈したことで、ネット上で「これを老害といいます」と話題を集めています。
野村哲郎元農相とはどんな人物なのか、小泉進次郎農水相批判で非難殺到の理由や過去の失言や不祥事などについても気になっている方が多いですよね。
そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!
▶野村哲郎元農相「老害」確定理由
▶野村哲郎元農相の学歴経歴まとめ
▶野村哲郎元農相の過去の失言や不祥事
野村哲郎元農相「老害」確定理由

野村哲郎元農相が、現職の小泉進次郎農水相が進める備蓄米放出政策に対して批判したことでネット上で非難が殺到した経緯や理由について以下でまとめました!
2025年5月31日に、鹿児島県鹿屋市で開かれた会合での発言が発端です。
野村哲郎元農相は小泉進次郎農水相が備蓄米の売り渡しを随意契約で進める際、党の農林部会に諮らずに発表したことを強く批判しました。
「自分で決めて自分で発表してしまう。ルールを覚えてもらわないといけない」と述べます。
この発言に対し、ネット上では
「これこそ老害」「旧態依然のルール重視」「農林族の既得権益を守りたいだけ」
といった批判が殺到しました。
今回の野村哲郎元農相の発言は特に、農林部会や農林族議員への不信感や、時代に合わない体質への不満が噴出しました。
▶旧態依然・ルール重視の姿勢への反発
若手閣僚の政策決定プロセスに異議を唱える姿勢が「旧態依然(「昔のままの状態で進歩や変化がまったく見られないさま」を意味する四字熟語)」「既得権益の擁護」「時代錯誤」と受け止められたようです。
▶農林族への不信感や既得権益批判
農林部会や農林族議員への不信感や、時代に合わない体質への不満が噴出しました。
▶他者に頼る発言も批判対象に
「森山先生から『ちくり』とやっていただかないと、今後が心配だ」といった発言が、自らの力不足を認めつつ他者に頼る姿勢として批判されました。
この一連の流れがSNSやネットニュースで拡散され、野村元農相への非難が大きく広がる結果となりました。
野村哲郎元農相の学歴経歴まとめ

野村哲郎元農相の学歴や経歴は以下のとおりです。
生年月日 | 1943年(昭和18年)11月20日 |
出身地 | 鹿児島県霧島市(旧・姶良郡隼人町) |
学歴 | ラ・サール高等学校卒業 |
経歴 | 鹿児島県農業協同組合中央会 参事・常務理事などを歴任し、2004年に退職 |
政治歴 | 2004年、第20回参議院議員通常選挙で初当選 農林水産大臣(第67代、2022年8月~2023年9月) 農林水産大臣政務官、参議院農林水産委員長、自民党農林部会長などを歴任 現在は参議院政治倫理審査会長なども務める |
得意分野 | JA(農業協同組合)出身の実務家で、農業政策に精通 |
趣味 | 菜園作り、読書、ゴルフ中継や落語鑑賞 |
野村哲郎元農相は農林水産行政の分野で長年活躍し、自民党内でも農林族の重鎮として知られています。
野村哲郎元農相の過去の失言や不祥事
今回の件以外にも、野村哲郎元農相(農水相)の過去の失言や炎上には以下のような主な事例があります。
▶「処理水」を「汚染水」と発言
2023年8月31日、東京電力福島第一原発の処理水について「汚染水」と発言し大きな批判を浴びました。
中国などが対日批判で使う「汚染水」という言葉を使ったことで、風評被害や国際的な誤解を招くとして、ネットやマスコミ、野党から厳しい指摘を受けました。
その後発言を撤回し謝罪しましたが、「記憶になかった」と釈明したことや、謝罪文を紙から読み上げる姿勢にも批判が集まりました。
▶会見中の電話対応
農水相時代、記者会見中にかかってきた電話に応じそのまま会見を続けるという場面があり、記者や世論から「緊張感がない」「非常識」と批判されました。
▶セクハラ疑惑報道
女性記者へのセクハラ疑惑が一部メディアで報じられたこともありましたが、公式な認定や本人のコメントは限定的です。

日本の政治家の悪い意味での「王道パターンな人」って印象だなあ。
これらの失言や行動が相次いだことで、野村哲郎元農相は「失言」「緊張感のなさ」「時代錯誤」などの批判にさらされ、ネット上でも「老害」などと揶揄される一因となりました。
まとめ
今回は『野村哲郎元農相の失言に「老害」確定?小泉農相批判で非難殺到の理由とは?』について紹介しました。
▶野村哲郎元農相「老害」確定理由
2025年5月31日、鹿屋市で野村哲郎元農相が小泉進次郎農水相の備蓄米方針を「党手続きを無視」と批判。
これに対しネットでは「老害」など旧体制批判が噴出しました。
▶野村哲郎元農相の学歴経歴まとめ
野村哲郎(のむら てつろう)元農相は日本の政治家で、自由民主党所属の参議院議員(鹿児島県選挙区、4期)です。
農林水産行政の分野で長年活躍し、自民党内でも農林族の重鎮として知られています。
▶野村哲郎元農相の過去の失言や不祥事
・「処理水」を「汚染水」と発言
・会見中の電話対応
・セクハラ疑惑報道
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