2025年7月20日(日曜日)が投票日の第27回参議院議員通常選挙で、『ゼロ票確認ガチ勢』が話題になっています。
「ゼロ票確認ガチ勢って何?やる意味や理由は何なの?」
「写真を撮る意味は?」
「記念品が貰えるって本当?」
など、気になっている方も多いですよね。
そこで今回は以下の内容で記事をまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!
▶【ゼロ票確認ガチ勢】意味とやる理由
▶【ゼロ票確認ガチ勢】写真を撮る意味
▶【ゼロ票確認ガチ勢】記念品が貰える噂について
【ゼロ票確認ガチ勢】意味とやる理由とは?
ゼロ票確認ガチ勢の朝は早い
— おのっち (@_Ciliegio) July 19, 2025
#ゼロ票確認ガチ勢 #零票確認ガチ勢 pic.twitter.com/rWLCdpOVfD
さっそく、「ゼロ票確認ガチ勢」の意味や、やる理由を見ていきましょう!
それでは「投票箱に何も入っていないこと(ゼロ票)」を確認するのは何のためなのでしょうか?
ゼロ票を確認する理由は、選挙の公正さを担保するためです。
具体的には、投票開始前に投票箱の中に何も入っていないことを有権者自身が確認することで、「あらかじめ特定の候補者の票などが不正に投函されていないこと」を証明し、選挙の信頼性・透明性を確保する手続きです。
確認後、投票箱は複数の異なる錠で施錠され、以降の票が厳重に管理される運用です。
事前に不正な投票が行われていないことを担保し、選挙の公正・公平性を可視化することで信頼性を高める働きがあります。
また、有権者自身が直接確認できるため市民参加や選挙への関心向上にもつながるメリットもあります。
ゼロ票確認ガチ勢のやる意義
ゼロ票確認ガチ勢が「なぜそこまでやるのか?」については、いくつかの主な動機が指摘されています。
1.特別な体験・達成感
「最初の投票者」だけが行える特別な行為という希少体験に価値を感じ、1番乗りの達成感を味わうことが大きな動機です。
初めてゼロ票確認した際に「選挙に自分が参加している実感や楽しさを強く感じた」とする声も多くあります。
2.民主主義・公正への意識
投票箱が空であることを自分の目で確かめることで、不正のない選挙・民主主義を支えているという使命感も理由のひとつです。
3.SNSでの共感・自己表現
ゼロ票確認の写真や体験をSNSで発信し、「#ゼロ票確認ガチ勢」などのハッシュタグで他のガチ勢と共感・交流したり、注目されること自体を楽しみにしている人もいます。
4.ライバルとの競争・イベント化
同じガチ勢の存在を意識しつつ、早朝から待機したり、日々の早起きを習慣化するなど、「自分との戦い」「仲間との競争」としてイベント化して楽しむ面も強くなっています。
このように、「ゼロ票確認ガチ勢」は特別な体験への熱意、民主主義への貢献意識、SNSでの発信や他者とのつながり、競争心やイベントとしての楽しさなど、さまざまな動機が複合的に絡み合い「そこまでやる」行動につながっています。
【ゼロ票確認ガチ勢】写真を撮る意味は?
ゼロ票確認
— シタロス (@daybreak_war) July 19, 2025
投票ガチ勢の朝は早い。 pic.twitter.com/YbMazoB8U2
ゼロ票確認ガチ勢が写真を撮る意味は、主に以下の理由によります。
- 選挙の公正さ・透明性の「証拠」として記録を残すため
投票箱が確かに空であることを自分の目で確認し、その瞬間を写真として記録することで「不正がなかった」証明や公正な運営への関心をアピールできます。 - SNSでの発信・共感の共有
写真をTwitterやInstagramなどのSNSで「#ゼロ票確認ガチ勢」「#零票確認」などのハッシュタグをつけて投稿することで、同じようにゼロ票確認に取り組む人たちと体験を共有し、選挙への関心やコミュニティを広げる役割があります。 - 達成感・自己表現の「証」として
一番乗りでしか体験できないゼロ票確認は特別な出来事です。
その記念として写真に残し、達成感や自己満足のエビデンスとする意味も大きいです。 - 投票体験を可視化し、参加意識を高める
写真を撮ることで、見た人にも選挙の重要性や投票手続きへの関心を持ってもらう狙いもあります。
自治体側も「選挙への関心が高まる良いきっかけ」と肯定的に捉えているケースがあります。
ただし、投票所内での撮影は場所や状況により制限される場合があるため、撮影前には必ず係員に確認することが推奨されています。
【ゼロ票確認ガチ勢】記念品が貰える噂は本当?
録画首都圏ネットワーク、ポンセさんとしゅと犬くんがゼロ票確認ガチ勢。千葉市では感謝状が出るみたい pic.twitter.com/swCiYvHwRb
— はなぴー (@hana_py) April 10, 2023
ゼロ票確認ガチ勢が記念品をもらえるという噂については、一部に事実がありますが、すべての地域で恒常的に必ず記念品が配られているわけではありません。
▶千葉市「感謝状の贈呈」
千葉市選挙管理委員会は、ゼロ票確認を行った有権者に「感謝状」を渡す取り組みを行っています。
昭和60年3月の千葉県知事選挙から続く伝統で、投票率向上も狙いとしています。
市議会議員選挙・市長選挙・国政選挙などの投票日ごとに市内158か所の投票所で配布されています。
記念品として報道・公表されている主な具体例は千葉市の「感謝状」ですが、他の資料や報道からは、多くの自治体で全国共通の記念品や物品が配られている例は見当たりません。
基本的には、ゼロ票確認そのものが特別な体験とされており、記念写真やSNS投稿が「記念」の位置づけとなっているケースが目立ちます。
まとめ
今回は『[ゼロ票確認ガチ勢]理由や写真の意味は?記念品が貰えるの?』について紹介しました。
▶【ゼロ票確認ガチ勢】意味とやる理由
「ゼロ票確認ガチ勢」とは、選挙の投票所で一番乗りをして「投票箱に何も入っていないこと(ゼロ票)」を確認することを目的に早朝から並ぶ人たちを指します。
▶【ゼロ票確認ガチ勢】写真を撮る意味
1.選挙の公正さ・透明性の「証拠」として記録を残すため
2.SNSでの発信・共感の共有
3.達成感・自己表現の「証」として
4.投票体験を可視化し、参加意識を高める
▶【ゼロ票確認ガチ勢】記念品が貰える噂について
「ゼロ票確認ガチ勢」に必ず記念品が贈られるわけではなく、自治体によって対応が異なります。
最後までご覧いただきありがとうございました!